近畿北部ではホワイトクリスマスの所も 中部と南部は冬晴れの日が多い 2週間天気
年末にかけて、近畿地方の北部では雪や雨の降る日が多く、ホワイトクリスマスになる所もあるでしょう。一方、中部と南部では、冬晴れの続く所が多い見込みです。
19日~25日の天気 北部ではホワイトクリスマスの所も
近畿地方では、年末にかけて強弱を繰り返しながら寒気が流れ込む見込みです。 明日19日(木)は広い範囲で雨や雪が降りますが、20日(金)は、寒気の流れ込みが弱まるため天気が持ち直すでしょう。 21日(土)の午前中は、北部も含めて晴れる所が多いものの、午後は北部を中心に雨の降る所がある見込みです。 22日(日)から23日(月)にかけては、寒気の流れ込みが強まるため、北部だけでなく中部と南部でも雪や雨の降る所があるでしょう。 24日(火)は、北部で雪の残る所がありますが、25日(水)は降っても雨となる見込みです。 近畿地方でホワイトクリスマスになるのは、北部や山沿いに限られそうです。
26日~31日の天気 中部と南部は冬晴れの日が多い
26日(木)から大晦日にかけて、近畿地方の北部では雪や雨が降る所が多いでしょう。平地でも積雪となる恐れもあるため、車での帰省を予定されている方は、交通情報などに注意が必要です。 中部と南部では、晴れる所がほとんどでしょう。空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いや体調の管理に注意をしてください。
インフルエンザに注意
湿度が低くなると、ノドの粘膜の防御機能が低くなるため、インフルエンザにかかりやすくなります。インフルエンザを予防するには、次のようなことを心がけてください。 ① 外出時はマスクを着用し、人の多い所への外出を控えましょう。高齢者や慢性疾患を抱えている方、疲れ気味、睡眠不足の方は、特に注意が必要です。 ② 外から帰ったら、手洗いやうがいをしましょう。インフルエンザだけでなく、一般的な感染症予防のためにも、おすすめです。 ③ 室内では、加湿器などを使って、適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。 ④ 栄養バランスの取れた食事と、十分な睡眠をとるよう、心がけましょう。体の抵抗力を高めることができます。 それでも、インフルエンザにかかってしまった場合は、安静にして、十分な休養や水分をとり、早めに医療機関を受診してください。
日本気象協会 関西支社 木村 司