秋田市 避難所にキーボックス設置を検討 り災証明書の交付申請のオンライン化も早期に進める方針
ABS秋田放送
去年7月の記録的大雨で、秋田市では、職員が避難所にたどり着けず、開設が遅れたケースがありました。 こうした課題を踏まえ、市は、あらかじめ鍵を保管し、暗証番号などで施錠しておける箱、キーボックスの設置を検討する考えを示しました。 また、り災証明書の交付申請のオンライン化も早期に進める方針です。 去年7月の記録的大雨で、秋田市では、道路の冠水などによって職員が避難所にたどり着けず、開設が遅れたケースがありました。 市は、こうした課題を検証し、災害時の対応マニュアルの作成を進めています。 11日に開かれた秋田市議会の一般質問で、市の担当者は「災害時に地域の人がいち早く避難所を開設できる方策に取り組んでいく」とした上で、キーボックスの設置を検討していく考えを示しました。 また、市は、り災証明書の交付申請のオンライン化を早期に進める方針で、被害に遭った人の負担軽減や、申請窓口の混雑緩和につなげたい考えです。