「自信を取り戻せた」金谷拓実が5打差逆転 プレーオフ制して今季2勝目
◇国内男子◇ACNチャンピオンシップ ゴルフトーナメント 最終日(6日)◇三木GC(兵庫)◇6993yd(パー71)◇晴れ(観衆3260人) 【画像】男子下部ツアー史上初の“兄弟V” 通算20アンダーで首位に並んだ金谷拓実とリュー・ヒョヌ(韓国)とのプレーオフにもつれこみ、金谷が1ホール目のバーディで決着をつけ、3月「東建ホームメイトカップ」以来となる今季2勝目、ツアー通算7勝目を手にした。 金谷は5打差6位から出た最終ラウンドを8バーディ、ノーボギーの「63」で回り、大会レコードを2打更新する通算「264」ストロークでプレーオフに進んだ。 優勝インタビューで「最近は優勝に届くプレーができていなかった。悔しい思いしていた。自信を取り戻すことができた」と約半年ぶりの勝利に安堵の表情を浮かべた。今季も残り5試合。次戦の国内メジャー「日本オープン」(10月10日開幕/埼玉・東京GC)からビッグマッチが目白押しとあって「大きな試合が続くので、今週優勝できて弾みになったと思う」と話した。 リューも金谷と同順位から「63」でプレーオフに進んだが、2017年「フジサンケイクラシック」以来となるツアー通算3勝目はならなかった。 通算17アンダー3位に比嘉一貴、堀川未来夢、ブラッド・ケネディ(オーストラリア)が続いた。 通算16アンダー6位に2022年覇者の今平周吾、片岡大育、河本力、平本世中、阿久津未来也、木下稜介、竹安俊也の7人が続いた。 2打リードの単独首位から出た前週優勝の幡地隆寛は「75」と崩れて通算13アンダー19位。賞金ランキング1位で今季4勝の平田憲聖は通算2アンダー55位で終えた。
<上位の成績> 優勝/-20/金谷拓実(プレーオフ) 2/-20/リュー・ヒョヌ 3T/-17/比嘉一貴、堀川未来夢、ブラッド・ケネディ 6T/-16/片岡大育、河本力、平本世中、阿久津未来也、木下稜介、今平周吾、竹安俊也