ソシエダがMF久保建英の退団に備えてバイエルンのスターFW獲得に動く?現地は「久保の売却を検討」「左サイドの強化」
レアル・ソシエダに所属するサッカー日本代表MF久保建英には、ヨーロッパの多くのビッグクラブが関心を示していると噂されている。そんな中で、スペインメディア『Que』は現地時間23日に、すでに久保の退団に備えてクラブが後釜の選手獲得に向けて動いている可能性を指摘していた。 【写真】欧州日本人、高額年俸ランキング2024 ソシエダに所属する久保は、その活躍が認められてヨーロッパ中のビッグクラブから関心を集めている。特にリバプールに関しては、契約解除金約6000万ユーロを支払って、久保獲得に動く可能性が高いとスペインメディア『GolDigital』が報じていた。 そんな中で『Que』は、「久保を売却してバイエルンのスター選手をソシエダに連れてくる。トップ選手を獲得するため久保の売却を検討中だ」と題して、クラブが久保の後釜として活躍に動く可能性の高い選手について伝えている。 「久保はイマノル・アルグアシル監督のレアル・ソシエダの右ウイングの常連となったが、左ウイングは指揮官に多くの頭痛の種を与え続けている。この状況を考慮して、監督とSDはチームの左サイドのタレントを強化するためにワールドクラスの選手の獲得を検討している。現在、左サイドを補強する選手としてもっとも注目しているのは、バイエルン・ミュンヘンのFWブライアン・サラゴサだ。彼は今シーズン、オサスナでレンタルでプレーしている」 バイエルンからオサスナへレンタル移籍しているサラゴサは、リーグ戦15試合に出場して1ゴール5アシストを記録。今季のリーガで、もっとも勢いのあるウインガーの1人だ。 同メディアは、「来季を見据えると、バイエルンがサラゴサを復帰させないこと、もう1年(レンタルで出場機会を)与えるつもりであることは明らかだ。彼と契約するというソシエダの考えはバイエルンにとっても選手にとっても非常に魅力的である。現在、ドイツのクラブは彼を手放すのに前向きだ」と、ソシエダへの移籍が実現する可能性が高いことを指摘していた。 そして、「このオペレーションを完了する上での問題は、バイエルンが売却で損失を出したくないこと。そして、ソシエダが補強に多額の投資をする必要があることだ。そして、すべてのニーズを満たすために久保の売却につながる可能性がある」と、サラゴサ獲得の資金を確保するためには、久保を放出する必要があると言及している。
フットボールチャンネル編集部