ソフトバンク、ドラ1ルーキー前田悠伍が3軍戦で5回1失点 セットポジション→ノーワインドアップ 「今は試せる時期。真っすぐの強さ良かった」
◆交流戦・ソフトバンク3軍11―1宮崎サンシャインズ(30日、タマスタ筑後) ソフトバンクのドラフト1位ルーキー前田悠伍投手(18)が先発し、5回65球を投げて4安打1失点だった。「5回を投げきることができたっていうところは一つ良かった」と振り返った。 ■感動の再会…元ソフトバンク戦士が古巣仲間とハグ【写真】 2回2死から6番打者に内野安打と二盗を許し、得点圏に走者を背負うと、続く打者に中前適時打を浴びた。ただ、その後はこの日最速144キロの直球とチェンジアップを効果的に混ぜ、追加点は許さなかった。 これまではセットポジションから投げる投球スタイルだったが、この日はノーワインドアップを試した。「今は試せる時期なので一回試してみて、そっちの方が僕的に真っすぐの強さとかがよかった感じはしたので、これからどっちで投げるか分かんないですけど、色んなこと試しながらやって行けたらと思います」と試行錯誤を続けている。「今のところ順調には来ているので、これからどんどんピッチングの技術的にも、トレーニングの量とか体力的な面も含めて全てレベルアップできればいいなと思っています」。若鷹は一歩一歩、確実に前に進んでいる。
西日本新聞社