カブス今永昇太、打たれた瞬間に天を仰ぐ 6回に逆転2ラン浴びる 8三振奪うも3失点で8勝目ならず
カブスの今永昇太が現地時間7月3日(日本時間4日)、本拠地リグリー・フィールドでのフィリーズ戦に先発登板。6回86球を投げて6安打3失点、8奪三振でマウンドを降りた。 【動画】内角にズバッ!今永昇太がストレートで空振り三振を奪うシーン 初回、先頭打者のブライソン・ストットを四球で歩かせたが、2番のトレー・ターナーを3球三振に仕留め、3番のアレク・ボームを右飛、4番のニック・カステラノスは空振り三振で無失点に抑えた。 2回もエドムンド・ソーサに安打を許して出塁されるが、後続を打ち取った。3回は味方が1点を先制してくれた直後、ラファエル・マルシャンにソロを浴びて1-1の同点となったが、ターナーを148キロのストレートで空振り三振に仕留めるなど、アウト3つはすべて空振り三振で切って取り、3回まで6個の三振を奪う力投を見せた。 4回は一死からカステラノスに中前打で出塁されたが、後続を打ち取った。カブス打線は、5回にピーター・クロー・アームストロングの適時打で1点を勝ち越して2-1。今永は5回二死からラファエル・マルシャンに二塁打を浴びたが、ストットを一ゴロに打ち取り、勝ち投手の権利を得た。 しかし、6回は先頭のターナーを内野安打で出塁させると、ボームに逆転2ランを浴びてしまい、今永は打たれた瞬間に思わず天を仰ぎ、悔しそうにグラブを叩いた。これで2-3となっている。 今永は試合前まで15試合に登板して7勝2敗、防御率3.07の成績を残していた。この日、8勝目を目指してマウンドに上がっていたが、叶わなかった。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
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