ホンダが「凄い技術」を発表! 25年発売の新型「プレリュード」は次世代への架け橋!? 26年末以降の「ホンダの凄い技術」はどうなる?
エンジンに関しては、今後のグローバル環境規制への対応も踏まえ、出力を低下させることなく、日常での走行から高速道路での合流など強い加速が必要な場面まで、出力性能と低燃費を両立していくとしています。 なお1.5リッターエンジンは、トルクと回転数のバランスにおいて、エンジン回転数が高効率となる領域を現行に対して40%以上拡大することで大幅な燃費向上を実現させるようです。 フロントドライブユニットについては、パッケージングの小型化と高効率化と両立し、小型・中型ドライブユニット双方における共通部を最大化することで、コストを大幅に低減、事業性の改善にも寄与させていきます。 そして、これに加えて各ドライブモードにおけるエンジンやモーターの高効率化を図っていくようです。 具体的にエンジンドライブモードでは、エンジン直結時のトルク伝達効率の向上に加え、走行中のバッテリーアシスト活用により、高速クルーズ時の高効率なエンジンドライブモードの活用幅を拡大し燃費向上を図っていくとしています。
注目の新型「プレリュード」どんなモデル? 次世代e:HEVへの架け橋となる存在か
なお次世代 e:HEVシステムの進化にあわせて、ハイブリッド車向けの中型プラットフォームも全面的に刷新し、さらなる進化を追求していくとホンダは言います。 具体的には高い操縦安定性と軽量化を実現する新しいボディ剛性マネジメントを採用。 これにより、コーナリング時に車体をしならせる挙動を与え、タイヤへの荷重をコントロールする新たな操縦安定性の指標を採用することで、軽快で気持ちの良い走りを実現していくといいます。 加えて、新設計方式や新軽量骨格ボディなどを採用することで、重量を現行モデル比で約90kg軽量化。これにより、クラストップの軽量プラットフォームを目指します。 また今後は、様々なホンダ車において高い共用率を実現するモジュラーアーキテクチャー構想を行うことで、エンジンルームやリアアンダーなどの共通部と、リアキャビンなどの独自部を作り分けシリーズ開発していくとしています。 そのため、この中型プラットフォームを採用する車両において60%以上の共用化を目指していくようです。 これにより、コストを抑制しながらも個性的で多様なモデルを効率的に製造することが可能となります。