敵ながらアッパレ!! トヨタ販売現場を唸らせる憎いライバル車たち
■いずえれはOEMを熱望!?機能勝負では圧倒的な差を感じる
魅力的なプライスで支持を集めるルーミーは、もはやトヨタに欠かせない存在となった。出荷停止措置などもあったが、既に人気は回復済み。月販1万台近い販売の勢いも戻ってきている。 もはや敵なしとも思えるルーミーだが、トヨタ営業マンは別のクルマに羨望の眼差しを向けることが多い。それが、スズキのソリオなのだ。 販売台数こそダブルスコアでルーミーが圧倒するが、クルマの中身では逆にダブルスコアを付けられるかもと話す営業マンすらいる次第。それほどソリオには大きな脅威を感じているのだ。 トヨタ・ダイハツ蜜月度には及ばないが、トヨタとスズキはランディ(ノア)を供給する仲。もしかすると、ルーミーの名でソリオOEMを販売するなんてことが、今後起こりうるかもしれない。 トヨタ販売現場が恐れおののくライバル車は、須らく質のいいクルマである。こうしたライバル争いが起きるからこそ、日本のクルマはどんどんよくなっていくのだろう。数字では勝てないが、実力は上。そんなクルマの活躍を、今後も期待して待っていたい。