【阪神】秋山拓巳BAが“初仕事”「一緒に動けるような体を」元日から「野球振興室」を設置
今季限りで現役を引退した阪神秋山拓巳氏(33)が20日、ベースボール・アンバサダー(BA)として“初仕事”を果たした。徳島市内で「阪神タイガース×徳島インディゴソックス Xmas野球教室」に参加。約60人の小中学生たちと、白球を通してふれ合った。 「野球に興味を持ってもらえるようにと思って活動していくので。楽しそうにやってくれていたので、良かった」 来年1月1日付で球団には新部署となる「野球振興室」が設置。BAに就任予定の秋山はシンボル的立ち位置となる。この日は、アカデミーコーチに就任予定の阪神OB陽川尚将氏(33)も参加。それぞれ就任前ながら、打撃指導や「1打席勝負」などを通して野球の魅力を伝えた。 香川・丸亀市出身。小学3年で愛媛に移り住み、西条では全国に名をとどろかせた。地元でもある四国から、第2の野球人生をスタートさせて奮い立った。 「プロ野球選手がすごいところを見せることも大事。一緒に動けるような体を作りたいですね。『あの時野球教室してもらいました!』みたいな子が出てきたらうれしい」 アカデミーコーチには江越大賀氏(31)、高浜祐仁氏(28)も加わる予定。後輩たちとともに、中心になって野球界を盛り上げる。【波部俊之介】