毎日ブラジャーを着けると、本当に胸は垂れない? 形成外科医が解説。
急激なダイエット、喫煙はNG
胸の皮膚の強度は、生活習慣にも左右されるという。たとえば、体重の急激な変化は皮膚の弾力性を損ない、さらに喫煙は血管新生を阻止することに繋がるので、胸にとってはデメリットでしかないだろう。「胸の皮膚は顔の皮膚と同様に非常に薄いため、タバコをよく吸う場合は非常に敏感になります」と医師はコメントしている。 では、胸を引き締めるために、大胸筋を強化するエクササイズを取り入れるのはどうだろうか? それについて、医師は役に立たないと一蹴している。「これらの筋肉は胸の後ろにあり、胸の後ろ側を支えていますが、そのほとんどは皮膚に支えられているため、筋肉を鍛えても効果はありません」 しかし、ブラジャーが胸の肌のハリを保つために不可欠なツールであるならば、日常的なバストケアも同様に貢献するといえるだろう。医師は、顔と同じように胸も毎日保湿することを勧めている。「小さなストレッチマークがある場合は、オイルで保湿してください」と彼女は付け加えている。そして、SPF 50の日焼け止めを塗って、紫外線から胸を守ることが、バストの老化を防ぐことになるはずだ。
ワイヤーの有無はお好みで
先ほどストラップ付きのブラの話題が出たが、選ぶとしたらやはりワイヤー入りのブラの方がベターだろうか? 「基本的に、快適であるなら何でも構いません。ワイヤー入りのブラを必ずしも着ける必要はないので、胸の形やボリュームに応じて、最も適したものを選んでください」 ※この記事は、madameFIGARO.frで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 From Madame.Lefigaro.fr text: Ophélie Ostermann (madame.lefigaro.fr) translation: Eri Arimoto