「優れた指導者」 インドのシン前首相死去でモディ首相が追悼投稿
インドで少数派シーク教徒として初めて首相を務めたマンモハン・シン前首相が92歳で死去したことを受けて、モディ首相は26日、「インドは最も優れた指導者の一人の死を悼んでいる」とX(ツイッター)に投稿した。 モディ氏は投稿の中で、シン氏が貧しい家庭に生まれながら経済学者となり、財務相などの要職も歴任したと説明。「首相として、人々の生活を向上させるために多大な努力をした」としのんだ。 首都ニューデリーの全インド医科大学は26日、シン氏が亡くなったとする声明を出した。加齢に伴う疾患で治療を受けていたところ、26日に自宅で急に意識を失い、午後8時ごろに医科大病院へ搬送された。午後9時51分に死亡が確認されたという。【バンコク川上珠実】