招集拒否のベン・ホワイト、トゥヘル就任でイングランド代表復帰も?「白紙の状態。連絡は取る」
イングランド代表の指揮を執るトーマス・トゥヘル監督は、代表招集が話題のベン・ホワイトについて言及した。 イングランド代表の順位は?FIFAランキング最新版 これまでリーズ、ブライトンで大きな活躍を見せ、2021年にアーセナルへ加入したホワイト。これまで公式戦146試合に出場、センターバックや右サイドバックとして激しい優勝争いを繰り広げるチームを牽引してきた。 しかし、2021年に初招集されたイングランド代表での状況は物議を醸すことに。EURO2020では招集されるも出場はなく、2022年ワールドカップにも招集されたが「個人的な理由」で途中でチームを離れ、それから一度も招集されていない。代表キャップは「4」にとどまっている。そして今年3月、ガレス・サウスゲート前監督は本人が代表招集を辞退したことを明かしている。 ワールドカップ中のミーティングでスタッフと衝突したことが原因の1つとされているが、当時衝突したとされるスティーブ・ホランドコーチはサウスゲート前監督の退任とともにチームを去っている。新たに1月から指揮を執るトゥヘル監督の下、ホワイトの代表復帰も噂されているが、指揮官は「ホワイトは白紙の状態?」との問いに以下のように答えた。 「そうだね。連絡を取るつもりだよ。白紙の状態であり、明確なストーリーでなければならない。始まるのは1月からだ。1月にはスタジアムにいるからね。選手たちの気を散らすようなことはしないし、彼らには『OK、ボスは1月からいるんだね』と知ってもらわないとね。もちろん話そうとするけど、彼らのスケジュールもリスペクトしないといけない。特に1月はプレミアリーグが忙しいからね」 なおホワイトは、現在膝の手術を受けて長期離脱中。アーセナルのミケル・アルテタ監督は11月に「数カ月は出場できないだろう」とも語っている。