和歌山県岩出市の中芝市長・次の市長選に出馬表明
4期目の任期満了を間近に控えた和歌山県岩出市の中芝正幸市長(81)は、8月30日、岩出市役所で記者会見を開き、5回目の当選を目指して、9月に予定されている次の市長選挙に無所属で立候補することを表明しました。 中芝市長は、旧・岩出町、現在の岩出市出身で、県立桐蔭高校から関西学院大学を卒業後、水間鉄道での勤務を経て、1993年に岩出町議会議員に当選しました。 その後、1996年の町長選挙で初当選し、3期務めたのち、2008年の単独市制施行後の岩出市長選挙以降、4回連続で当選を果たし、町長時代から通算で7期務めています。 中芝市長は、出馬の理由について「今期の任期満了で引退するつもりだったが、人口減少に陥ったことなどから、第3次長期総合計画を修正しなければならなくなった。これまでに手を上げる人がおらず、出馬せざるを得ない状況になった」と語り、子育て支援やインフラ整備などの更なる充実に取り組む考えをました。 任期満了に伴う岩出市長選挙には、いまのところ、中芝市長以外に立候補の動きはありません。 立候補の届け出の受付は9月22日、投票は29日で、即日開票されます。