このサビ猫は茶色部分の発色が鮮やかです。サビ猫というよりも、黒、茶、クリーム色の三毛猫かもしれません。長毛でふわふわしていました。 　この猫は、階段脇にある植え込みの枠を器用に歩いていました。ときどき通りを歩く人からなでられるたびに、満足そうな表情をしていました。

　なんて男前な猫でしょう!?　　アイラインがばっちりキマっています。この男前くんは塀の上からするりと降りてきて、わたしの足元に体をこすりつけてきました。見た目に似合わず甘えん坊でした。 　愛嬌のある犬に出会いました。フレンチブルドッグのノアールくんです。飼い主さんによると「興味があることに出会うと、耳がぴっと真上を向くところが面白い」そうです。

　海岸で出会ったラブラドール・レトリーバーは、飼い主の若い女性が投げたテニスボールを犬かきで取りにいくという遊びをしていました。入念に手入れがされているのでしょう。被毛が海水に、絹のように漂っていました。 　港町リエカの猫たちはいかがでしたか？　　続いて首都ザグレブの猫たちを紹介するよ～。 　※リエカへの行き方 　羽田空港からフランクフルト、ミュンヘン（ドイツ）経由で行けば、1回の乗り継ぎで行ける便があります。 　リエカ空港は、他にウイーン（オーストリア）、ブリュッセル（ベルギー）、ストックホルム（スウェーデン）、ロンドン・スタンステッド（イギリス）、ベオグラード（セルビア）の各都市と直行便で結ばれています。