「書の甲子園」全国準優勝の大分高書道部が「優勝を」願い込め センバツ開会式プラカード揮毫 /大分
◇たくましく力強く 第92回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催)に県内から出場する明豊と大分商が来月19日の開会式で使うプラカードの校名を、「書の甲子園」と呼ばれる昨年の「国際高校生選抜書展」の団体の部で全国準優勝した大分高校書道部が揮毫(きごう)した。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 明豊の校名を揮毫したのは松本瞳さん(1年)。「明」の字の月の部分を太く書くことでバランス良く見えるように心がけた。松本さんは「明豊は強いチーム。それに合うようにたくましく、格好良く書きました。優勝を目指して頑張ってほしい」と活躍を願った。 大分商の校名を揮毫した河野心美さん(同)は「慣れ親しんだ大分という文字に商の字を力強く書きました」。「商」の字だけで50枚以上書いて練習を重ねたという。「大分商業といえば野球という印象。1試合でも多く勝ち進んでほしい」とエールを送った。 また、同じくセンバツに出場する創成館(長崎)を坂口亜希さん(2年)、鹿児島城西(鹿児島)を仲道こまちさん(同)が担当して校名を揮毫した。【河慧琳】