ダイコンカレー魚津名物に 新川高が考案 薬膳、奥田シェフ監修
荒井学園新川高(魚津市)は市特産の新川だいこんを使った薬膳カレー「大根役者カレー」を考案し、26日、同校で完成発表会を開いた。イタリア料理の巨匠として知られる奥田政行シェフが監修し、ダイコンの食感を生かした地元の新名物として富山県内外に売り込む。 山形県出身の奥田シェフは、同校が考案した激辛味の「青春毒舌カレー」に興味を持ち、コミュニティビジネス部の1~3年生と新しいカレーづくりに取り組んだ。パッケージの裏面に魚津の魅力を紹介する独自マップを掲載した。 試食した部員は「ダイコンの食感が分かる」「ほどよい辛さで食べやすい」と感想を話した。2年の西島琉部長は「県外でも販売し、魚津市をPRしたい」と意欲を示した。 カレーは880円。あいの風とやま鉄道魚津駅構内の売店ミラマルシェなどで購入できる。