『ROBO OH』で思い出せ!ファミコン時代の子供の頃こそロボバトルがすさまじく熱かったことを。【東京ゲームダンジョン6】
『ROBO OH』は上段・下段攻撃を使い分け、各キャラの必殺技を放ちながら勝利を目指す、格ゲーの面白さをシンプルにまとめたゲームデザインです。開発者の思い入れのある特撮作品などを聞いたあとで遊んでいると「凄まじいレーザーやミサイルを使わず、肉弾戦でガシガシ闘うロボットバトル」というプレイは「これもまた子供の頃に見たアニメ・特撮の戦闘みたいかもなあ」なんて思ってしまいました。
こんなに直に殴り合うロボットものは、リアル系ロボットが登場してからは少なくなってきたかもしれません。「機動武闘伝Gガンダム」や一見すると奇策に出たものくらい。だからこそ、『ROBO OH』を遊んでいると童心に戻っていく感覚をわずかに覚えました。
実際、『ROBO OH』のSteamでの販売価格はなんと205円。子供でも買えるくらいの価格設定です。「あの頃、戦隊特撮もののロボがおまけに付いた、おもちゃ付きお菓子ってあったな……そのくらいの価格だ……」としみじみすることうけあいです。
Game*Spark 葛西 祝
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