「一体、いくら貰えるんだ?」1本7万円の“分厚い”束に騒然 大相撲、力士の懸賞金が「少年ジャンプ」「セカンドバッグみたい」「夢あるなぁ」ネットで話題
<大相撲十一月場所>◇福岡・福岡国際センター 24日(日)、大関・琴櫻(佐渡ヶ嶽)が同じく大関で2度目の優勝を狙う豊昇龍(立浪)をはたき込みで下して自己最高となる14勝(1敗)を挙げ、21年ぶりにとなる千秋楽での大関同士の“相星対決”を制して見事な初優勝を果たした。館内が沸く中、琴櫻が手にした懸賞の分厚い束に対して「少年ジャンプくらい分厚いw」「厚み半端ねー」などネットが騒然となる一幕があった。 【映像】一体いくら? 分厚すぎる懸賞の束 日本相撲協会の公式HPによると、そもそも懸賞とは「幕内取組にのみ、希望の取組、応援している力士の取組等に「懸賞」を懸けることができます」とあり、応援する力士の取組前に提供者名(社名など)があしらわれた懸賞旗を持った呼出が土俵上を歩いて回る光景は、注目度の高い取り組みではおなじみとなっている。 加えて今場所は入場券が28年ぶりに完売しており、その千秋楽の結びの一番、さらに優勝をかけた21年ぶりとなる大関同士の相星対決となれば、懸賞の束が厚みを増すのは必然と言える。そんなこともあり懸賞の束を受け取った琴櫻を見たファンから前述のような驚きの声が殺到したというわけだ。 似た現象は先場所にも見られた。九月場所の九日目。琴櫻と同じく人気力士である宇良(木瀬)の一番。体格で勝る琴櫻を、ひと回り小さな宇良が押し出した取組で、宇良も同様に懸賞の束を手にしたが、体の小さな宇良が懸賞の束を小脇に抱える様子に「懸賞えぐ」「セカンドバッグみたいだ」「夢あるなぁ」といった声があがった。 ちなみに同じく同協会の公式HPによれば、懸賞は1本7万円(税込み)で、内訳は勝ち力士が6万円、残り1万円は手数料(取組表掲載料・場内放送料)となる。 「夢がある」ことは確かだが、力士は日々稽古に励み、精進して、土俵の上で1番1番魂を燃やすように体を張って真剣勝負を繰り広げている。そんな力士の姿にファンが熱狂することを考えれば、当然の対価ともいえる。(ABEMA/大相撲チャンネル)
ABEMA TIMES編集部