24年の世界M&A、好調スタート後に失速-金利や地政学面で不透明感
テクノロジー企業は引き続きプライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社などから特に注目されている。一方で、ヘルスケア分野のディールメーキングは、23年末の熱狂的な盛り上がりの後、一段落している。
通常、7月と8月は比較的静かな月で、M&Aの動きは加速しそうにない。ウォール街の夏季休暇明けには米大統領選が終盤を迎える。
バンカーや弁護士によると、11月の米大統領選の結果を待った上で大きなニュースになるディールに踏み切るかどうか判断する企業もある。バイデン政権の特徴とされる規制当局の介入に敏感な業界では特にその傾向が強いという。
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原題:Bankers Say 2024 M&A Is Just Good When ‘It Should’ve Been Great’(抜粋)
--取材協力:Liana Baker.
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Michelle F Davis, David Carnevali