「困った…保育園のお昼寝が長すぎて夜眠らない!」現役保育士が明かす“お昼寝を短くしてもらう方法”
こんにちは!現役保育士のはるです。 SNSを見ていたり、フォロワーさんからの質問で「保育園のお昼寝が長すぎる」という話題をちょこちょこ耳にします。 仕事が休みの日に保育園に預けるのはアリ? 現役保育士が答える、その時「絶対にやってほしくないこと」とは 特に幼児クラスになるとその声が顕著で、保育園のお昼寝が長くて夜寝れなくて困っている……。保育園のお昼寝が嫌で登園渋りがある……などなど様々な声をお聞きします。 保育園のお昼寝は実際にいつまであって、どのくらいの時間寝ているのか。そもそも保育園でお昼寝の時間、保育士は何をしているのか。お昼寝を短くするにはどうアプローチすればいい? などまとめてみました。悩んでいる皆さんのお力になれればうれしいです。
保育園のお昼寝はなぜ必要?
保育園のお昼寝事情が話題になるたびに、「同じ年齢の集団の場でもある幼稚園はお昼寝がないのになぜ保育園だけ?」という声が聞かれます。 ただ、保育園と幼稚園は子どもが過ごす時間も内容も異なっています。 教育時間が4時間と定められている幼稚園は朝9時頃登園して14時には終わっていますが、保育園の子どもたちは早いと朝7時台に登園し、遅い子は18時過ぎまで過ごします。 そもそも園にいる時間が長いのです。 もちろん幼稚園にも預かり保育がありますが、保育園より長く開いている幼稚園は多くはないでしょう。 登園時間が7時台の子は年長児でもお昼寝がないと夕方に眠くなってしまう子もいますし、9時頃登園してお昼寝しないでも平気という2歳児や1歳児もいます。登園時間が全員同じではないので、一律の対応が難しいこと、そして保育園は長い時間子どもたちが過ごす場であるからこそ「休息をとる時間」も大切に考えています。 <保育園のお昼寝は何歳まで?> 保育園によっても異なりますが、早い園では年少(3歳児クラス)の後半から、遅くとも年長(5歳児クラス)の冬にはなくなる保育園がほとんどです。 これは就学を見据えてお昼寝をなくし、小学校でのリズムの基礎を作っていくためでもあります。 お昼寝時間がどう変化していくのかは園によっても異なるので、気になる方は担任に聞いてみるのも良いですね。 <お昼寝の時間はどのくらいなの?> 乳児クラスであれば早い子は12時前から、遅い子も13時頃には寝ている子が多く、大体14時~15時の間で起床します。長く寝たい子もいればすぐに起きてしまう子もいるので、必要に応じて再入眠を手伝ったり、静かな遊びをして過ごすこともあります。 幼児クラスになると活動時間も長くなり、お昼寝は13時頃から14~15時とおおよそ1~2時間程度になることが多く、子どもによっては寝ないで過ごす子も出てきます。