目指すは “初の国立の舞台” 総大附属「高校サッカー冬の選手権」全員が主役なる試合を!《長崎》
(定方敏和 監督) 「(試合に)出ているものがチームの代表であり、県の代表でもあるので、全員が主役になってほしい。全員に期待したい」
前回大会で全国のピッチを経験した宇土尊琉 選手と坂本 錠 選手。 ベスト4以上を目指しましたが、初戦で敗れ、悔しい選手権でした。 今年、キャプテンを任され、試合では “チームを勝たせるプレー” を常に心がけてきたと話す宇土選手。
(宇土尊琉 選手(3年)) 「点を取れるボランチになるということが課題だったので、自分のポジションをもう一個前に上げるっていうことは、今年1年すごく意識してやってきた。自分が得点して、チームを勝たせられるようにしたい」 坂本選手はゴール前でのコントロールショットを磨くなど、フォワードとしてのプレーの幅を広げてきました。
(坂本 錠 選手(3年)) 「自分のゴールでチームを勝たせて、1、2年生にもっと先の景色を見せたい。得点王を目指す」 また この3年間で大きな成長をみせた1人が、両親がブラジル人というゴールキーパーのマガリェンス・アルナウド選手です。
入学した時は、同じ学年のキーパー4人の中で3番手でしたが… (マガリェンス・アルナウド 選手(3年)) 「第1キーパーと第2キーパーがケガをして、(代わりに)自分が出た頃から出場機会が増えた」 185センチの長身と長い手足、恵まれた体格を生かした安定したセービングに。 キックの精度もあげ、絶対的守護神に成長しました。
(マガリェンス・アルナウド 選手(3年)) 「自分が点を決められなかったら負けることはないので、強い気持ちを持って絶対、最後まで諦めずに勝ちにいきたい」
チームのモットーは「全員攻撃・全員守備」。 10回目の出場となる今大会は、これまで以上に “組織で戦う” チームとして選手権に挑む総大附属イレブン。 試合終了のホイッスルが鳴り響くまでピッチを走り、戦います。