果敢なM&A続ける「じげん」、より強み生きる新戦略とは?
平尾丈(ひらお・じょう)/1982年11月生まれ。2005年にリクルート(現リクルートホールディングス)入社。その後ドリコムジェネレーティッドメディア(現じげん)に出向し、25歳だった2008年より社長を務める(記者撮影)
東洋経済が厳選した期待の成長株「 東洋経済グロース100 」(← クリックすると銘柄一覧をご覧いただけます)。中小型の成長銘柄や投資家の関心が高い旬のテーマ株、合計100銘柄を3カ月ごとに入れ替え、積極的に情報を発信していきます。 『会社四季報』の発売10日前からは、「四季報先取り」の一環として最新号の情報も先行配信しています(「四季報先取り」の閲覧には 会員登録 が必要です)。求人情報や不動産検索サイトなどのメディアを運営する、じげん(3679)の業績が好調だ。コロナ禍の2021年3月期には上場来初の赤字に陥った同社だが、経営戦略を立て直し2022年3月期にはV字回復を果たした。さらに今2023年3月期は5社をM&Aし、事業領域を広げている。 2月に発表した2023年3月期第3四半期(2022年4~12月、IFRS)決算では売上収益は前年同期比16.9%増の131億1800万円、営業利益は同21.7%増の28億6700万円だった。通期では売上収益182億5500万円(前期比19.5%増)、営業利益39億円(同17.7%増)を見込む。
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国分 瑠衣子