スペイン代表、同国史上の公式戦年間最多勝利数を記録して24年を終了 負けなしの12勝1分け
スペイン代表が同国史上の公式戦年間最多勝利数を記録し、24年を終えたことをスペイン紙アス電子版が19日に報じた。 スペインは今年、圧倒的な強さを披露して史上最多4度目となる欧州選手権制覇を達成し、さらに欧州ネーションズリーグ(NL)2連覇に前進している。18日にホームで行われた欧州NL・1次リーグA4組最終節でスイスに3-2で勝利し、来年3月に開催される同大会の準々決勝でクロアチア、イタリア、オランダにいずれかと対戦することになった。 また、この試合に勝利した場合、FIFA(国際サッカー連盟)ランキングで3位につけるスペインは、1位アルゼンチンと2位フランスの3月の公式戦の結果次第で約10年ぶりに首位に返り咲く可能性がある。 デラフエンテ監督率いる代表チームのスイス戦を終えての24年の公式戦成績は、負けなしの13試合12勝1分け。引き分けは欧州NL初戦のセルビア戦のみ(0-0)。これにより09年にデルボスケ監督が率いた際に成し遂げた10勝を上回り、同国史上の公式戦年間最多勝利数記録となった。 親善試合を含めての24年の成績は17試合14勝2分け1敗。唯一の敗北はロンドンで行われたコロンビア戦で0-1と安定した強さを見せていた。(高橋智行通信員)