注文住宅を建てるなら「建売の見学」もアリ。間取り、設備を参考に納得のプランを実現
住宅設備や建具なども忘れずにチェックを!
間取りだけではなく、気になっていた設備の確認ができたことも大きな収穫。 写真は、筆者が契約したハウスメーカー独自の機器。天気や時間を確認できるだけではなく、太陽光発電状況やゴミの日の通知、テレビも観ることができる、とても便利なアイテムです。 契約者には、この機器が提供されるのですが、意外と皆さん、置き場所に困っているとのこと。 そのことを聞き、充電ステーションにこの機器を置くスペースとコンセントを確保しました。建売住宅の見学に行っていなければ、ほかの契約者と同様に、置き場所に困るところでした。 また、半透明か透けないタイプかで迷っていた、室内ドア兼パーティション。建売住宅を見学するまでは、半透明のタイプがよいのではと思っていました。 しかし、実際に建売住宅でまったく同じドアがあったので閉めてみると、想像していたより透けてしまうことがわかったのです(写真)。設置する場所は、客間として使うことも想定している部屋。中の様子がわかりすぎると、ゲストもくつろげません。 実際にドアを閉めて透け感を確認できたおかげで、迷いをスパッと断ち切り、透けないタイプに決めることができました。 ハウスメーカーと契約後に建売住宅を見に行くことで、間取り図という2次元の情報が、3次元として体感できました。このことで、より満足度の高い間取りになったと感じています。
稲葉かすみ