注文住宅を建てるなら「建売の見学」もアリ。間取り、設備を参考に納得のプランを実現
広さやサイズを確認して、わが家の間取りを修正
間取り図だけ見ていたときに、いちばん気になったのは「広さとサイズ」です。 リビング・ダイニングはもちろん、キッチンや子ども部屋の大きさについて、見学した家と、わが家の間取り図を見比べました。 その際、「ここの家のリビング・ダイニングは14畳で、だいたいうちと同じ広さだね」「玄関の幅をなるべくゆったり確保したいから、図面ではシューズインクローゼットの幅は60cmになっているけど、狭くてバッグを持ったままだと通りにくいんだ。もう少し広げよう!」など、間取り図上に書かれた数値の実際の広さを確認しました。 例えば、こんな感じ。わが家の脱衣所は当初、1畳にする予定でした。 しかし、実際にドアをすべて閉めて着替える動作をすると、ひじが当たってしまい、窮屈で着替えにくいことが判明。また、この広さでは、着替えの収納棚も確保できません。 そこで1.5畳に広げることにしました。
気になった場所は写真を撮って、打ち合わせの資料に
筆者は階段下をワークスペースにしたいと思っていました。しかし、インターネットでは、理想的な施工例が見つかりませんでした。 それをハウスメーカーに相談したところ、担当設計士がデザインした建売住宅に、希望している空間があるとのこと。実際に見に行き、打ち合わせを行いました。 上の写真が、そのときに撮影したものです。まさに希望していたデザインだったので、「こういうのをつくりたい!」と依頼。 同時に、見て気になったことも伝えました。具体的には、カウンターを支えるための棚受け金具が見えることです。 その結果、カウンター下の奥の壁を10cmほどふかして(厚くして)、その上にカウンターを載せることに。棚受け金具が不要になり、すっきりした仕上がりになりました。 またこちらの写真のように、飾り棚の背面壁紙をアクセントクロスにしている家もありました。とてもすてきだったので、わが家では充電ステーションとして設計したニッチの背面も、同じようなグレーの壁紙を採用しました。 上の写真がその充電ステーションです。わが家はメインクロスが白、建具もほとんど白のためいいアクセントに。とても気に入っています。