新幹線の荷物席を予約したのに「乗ったらコレ」 海外客の“無断行為”にあ然「マナー崩壊してるよ」
駅員に相談すると「スムーズに移動してくれました」
新幹線の荷物スペース座席を事前に予約購入したのに、乗ってみたらがく然。なぜかスーツケースで埋め尽くされている。無断使用に、「新幹線マナー崩壊してるよ…」。困り果てて駅員に対応を相談する事態に陥った。年末年始を控える中で、一刻も早い荷物トラブルの事態改善が求められている。当事者の女性に話を聞いた。 【写真】「やばすぎますね」と驚きの光景…荷物スペースの実際の様子 「大荷物専用の席買ったのに乗ったらコレ 1番奥以外全部勝手に置いた人達…」 怒りを表す絵文字を添えてSNSにつづったのは、匿名ちゃん(@tokumei_nyan12)さんだ。 岐阜から東京に向かう新幹線。所定の「特大荷物スペースつき座席」をきちんと購入していたのだが、「席に行くと3列シートで窓際以外空いていたのに、スーツケースで満タンでした」。確かに3つのスーツケースが置かれてきちきちになっている。 スーツケースはどんな人が置いたのか。「東京と品川で荷物の持ち主を見かけました。海外の方でした」という。 自分の荷物を置くスペースが“占拠”されてしまっている緊急事態。どのようなてん末になったのか。「隣のお兄さんが駅員さんに相談したら? と提案してくれたので 相談して 他の荷物全避けして貰いましたけど 本当に旅行客増えてから新幹線マナー崩壊してるよ…」と嘆きの思いと共に報告した。駅員は新幹線車両内のトイレなどがあるデッキにスーツケースを持っていったといい、「スムーズに移動してくれました」とのことだ。 投稿には「やばすぎますね 駅員さんもこういう荷物がある度に対応するの大変そう、、、」といった驚きのコメントが寄せられるなど、困惑が広がった。
インバウンドの来日需要は空前の勢いだ。その一方で、外国人旅行客による、新幹線内の荷物トラブルや飲食店でのマナー違反の事例が問題化。オーバーツーリズムを含めた抜本的な対策を指摘する声も上がっている。 人には勘違いやミスはあるもの。それに、世界中から日本を訪れる海外客に対する、マナーの注意喚起や交通機関のルール啓発に、より一層の効果的な取り組みが求められている。 年末年始の新幹線や鉄道のさらなる混雑が予想されており、“周知徹底”もポイントになりそうだ。匿名ちゃんさんは「切符購入時や車両内のスペースに、英語表記をもっとしっかりしてほしいと思いました」と、事態の解消を願っている。
ENCOUNT編集部/クロスメディアチーム