【日本ダービー】ジャスティンミラノ無敗2冠へ 戸崎「1人ではなく、康太と一緒に戦っている」
競馬の祭典、G1・日本ダービー(東京芝2400メートル)を26日に控え、無敗で皐月賞を制したジャスティンミラノ(牡3=友道)に騎乗する戸崎が22日、共同記者会見に臨んだ。 ――皐月賞を振り返って 「ひと言で強かったな、とあらためて思っている。皐月賞ではいろいろとクリアしないといけない部分があるという中で、難なくクリアしてくれたのも能力の高さを示してくれた」 ――共同通信杯と皐月賞、違う質のレースに対応できた。馬の対応力への印象は 「そのあたり不安なところもあったけど、ものともせずというか、いいパフォーマンスで勝ってくれたという印象」 ――中間、陣営と話は 「友道先生とは皐月賞後も疲れもなく元気いっぱいということだったりとか、会った時は話をさせていただいた」 ――東京2400は 「もともと東京の方が走りやすいなと思っていた。条件的には。距離はやったことないとはいえ、乗った感じでまったく心配ないと思っている」 ――ダービーを前にした気分は 「この期間を十分に味わいたいと思って過ごしていた。今まではいい期間で、楽しく味わってこられた。少しずつピリピリっとした感じは出てきたけど、無事に馬も人もゲートインできることを祈っている」 ――ダービーとは 「一番、勝ちたいレース。このようなチャンスは逃したくないという気持ち」 ――ファンへ 「馬も順調に来ている。2冠を目指せるのはこの馬。僕自身もダービー勝ったことがないので、ぜひとも勝ちたいと思っている。みなさんの応援が力になる」 ――ダービーへの思いが強くなったか 「以前はそんなにダービーというものを強く思うことはなかったけど、JRAに移籍していろいろ経験しながら、また、2着2回ということで勝ちたいという強い気持ちも出てきた。競馬サークルの人がみな目指しているところと感じてきて、強い思いになってきた」 ――藤岡康太さん(4月に死去)も携わった馬で臨む 「そのあたりは凄く心強くなっていて。1人ではなく、康太と一緒に戦っているという思いが強い。皐月賞からでしたが、そういう思いが強い。友道厩舎もダービーたくさん勝っているので、そのあたりも力になっている」 ――前走は馬体重プラス10キロだった 「力がついてきたなと感じた。それがプラス10が全部、力になっているのかは分からないけど成長してきたというのは間違いなくあった」