「年金が不安で老後2000万円問題が心配な人」は【iDeCo】を選ぶべき…お金のプロが解説!|CLASSY.
2号連続でお届けしている「投資」特集。いま一番話題&投資デビューに最適の新NISAについて学びました。今回は新NISAよりさらに一歩進んで、株やiDeCoなどについてレクチャーします。
将来の資金をより充実させるなら“年金が3階建て”になる「iDeCo」を始めてみる!
老後2000万円問題など将来の備えが気になるなら、新NISAの次に取り組んでみたいiDeCoについて学んでいきましょう。 制度変更でメリットがアップ↑ iDeCo(個人型確定拠出年金)とは? 国民年金、厚生年金に加え、さらに将来に備えるためのお金を自分で運用し、税制優遇が受けられるのがiDeCo。加入できる期間が60歳→65歳までに延長になり、受け取りスタートも70歳→75歳まで延長できるなど、制度変更でメリットが増しています。今年12月には確定給付型の他制度を併用している会社員の加入金額の上限も12,000円→2万円にアップするので、会社員で運用資金に余裕がある人にとっても朗報です。
iDeCoが向いているのはこんな人
【新NISAの上限額1,800万円以上投資したい】 新NISAで年間の非課税上限額360万円をすべて運用すると、最短5年で生涯で運用できる総額1,800万円を使い切ることに。それ以上の金額を運用したい人はiDeCoを利用するのもおすすめです。
【独身で年収700万円以上・所得税の税率が高い】 独身で年収700万円以上など、所得税率が高い人にとっては所得控除が受けられるiDeCoは節税にもなり魅力増。会社員で年収700万円、所得税率20%の会社員の場合、年間24万円のiDeCoの積立で住民税10%と合わせて72,000円の節税が可能になります。
【自営業・フリーランスで黒字が続いている】 フリーランスや自営業の人はiDeCoの掛金の上限額が68,000円と大きく、掛金の所得控除による節税効果も大。満額の積立で年間の課税所得816,000円の減額、所得税率20%の場合、住民税10%とあわせて244,800円などの節税に。