街は日傘の花でいっぱい 大阪市内正午までに気温30度超
正午までに真夏日となった大阪市内の御堂筋は日傘をさす人でいっぱい THE PAGE大阪
朝から青空が広がった27日の大阪市内。同時に日ざしが照りつけ気温は上昇し、同市内では正午までに30度を超え、午後1時現在で30.2度を観測する真夏日となっている。
「影に入れば涼しい」「まだ5月ですよね?」
大阪市北区にある御堂筋などでは、イチョウの木やビルの影に入りながら日差しを避けたり、日傘や帽子で熱中症対策をする人の姿が多く見られた。 大阪市役所近くの川沿いでは、木の下でお弁当を食べる会社員らの姿も多く見られる。近くの会社員の男性(39)は「影に入れば涼しいんで、緑の下のお弁当もええかなと思って。ただ、ちょっと日に日に暑くなってきてるから。今年の夏は暑いんですかね?」などと話していた。 路上では、日傘をさす人が多く見られ、色とりどりの「傘の花」が咲き誇っていた。信号待ちをしていた会社員の女性は「まだ5月ですよね。急に暑くなると、子どもの体調管理も心配」などと話し、仕事先へと急いでいった。 同気象台によると、28日も引き続き高気圧に覆われ晴れる見込みで「高温が予想されるため、熱中症などに注意してほしい」などと話している。