日本版グラミー賞「MUSIC AWARDS JAPAN」誕生、主要6部門含む60以上の部門・カテゴリーで表彰 観光都市、京都で5・22授賞式
稲葉豊副委員長は「グラミー賞のように5年、10年と長きにわたり開催していきたい」と意気込む。ただ、投票者名簿を公開しないことや表彰式の地上波放送局をこの日までに発表できないなどの課題もあり、第1回が成功できるかが、継続開催の鍵となりそうだ。
★レコ大との違い「国際音楽賞」強調
日本レコード大賞との違いは国際音楽賞を強調している点にある。コロナ禍によってストリーミングサービスの拡大により、音楽業界も海外とボーダレス化したことから、日本でも躍進するK－POPが最優秀楽曲賞や最優秀アーティスト賞を受賞することも可能としている。京都開催については、作曲家、都倉俊一氏（76）が長官を務め、同賞の協力に名を連ねる文化庁のおひざ元ということに加え、世界に発信できる観光都市が理由だとしている。
