「私が生きてる内に何度でもプロレス教えてやりましょう」“女子プロレス界の人間国宝”高橋奈七永が悩める美人王者に愛ある喝!
2人はけたたましく連打されるゴングを無視してビンタ、ビンタ、ビンタと激しく殴り合いを展開。奈七永が人差し指を突き立てると、青野も人差し指を立てて再戦を誓った。 バックステージに戻った奈七永は「お前それでチャンピオンって胸張って言えんのか!あたしも引き分けになっちゃってるから偉そうなこと言えないけど。何度でも厳しく、私が生きてる内に!パッションしてる内に!何度でもプロレス教えてやりましょうか」と青野に厳しくも愛ある喝。 そして自身のリーグ戦については「悔しい悔しい以外の言葉がない!でも今回1ヶ月駆け抜けたお陰で自分の中で課題もあったし、成長した点もあったし、まだまだ28年やってたって進化が止まらねえんだッ!!高橋奈七永のプロレス、これからどんどん見に来いよ。マリーゴールドには高橋奈七永がいる!それを今回このリーグ戦で証明したつもりだ!まだまだパッションは終わらない!パッションッ!!」と絶叫。その生き様を以て青野に“プロレスラー”としてのあるべき姿を示す。 青野は有言実行の優勝が叶わなかったことを涙を流しながら悔しがり「本当に悔しさが残るリーグ戦となってしまいました。でも、こっからまだまだ私は強くなる!絶対強くなってチャンピオンとしても、そしてマリーゴールドのエースになれるように、私はまだまだ成長し続けます!」と決意を新たにした様子だ。 マリーゴールドの最大の強みの1つは“女子プロレス界の人間国宝”を有していること。 奈七永は引退を視野に入れてマリーゴールド入団を決めた旨を明かしており、残された時間はそう長くないかも知れない。キャリアが浅い選手たちが奈七永からどれだけのパッションを、女子プロレスの魂を継承できるかどうかが団体躍進の鍵となるかもしれない。