最速162キロ 佐々木朗希「球速はまだ上がる」開幕へ視界良好の5回無失点
◇プロ野球オープン戦 中日2x-1ロッテ(24日、バンテリンドーム) オープン戦最終戦の先発のマウンドに上がったロッテ・佐々木朗希投手。中日打線相手に5回を投げ被安打2、5奪三振、無失点。前回登板17日の楽天戦では、初回に4失点を喫しましたが、この日は3回まで1人のランナーも許さない投球をみせました。 【画像】15日、ロッテ新加入のソト選手が移籍後初アーチ 佐々木投手は試合後「フォーム的にもすごい投げていて、いい感じに投げられていました。出力も自分の感覚と合っていたので良かった」と振り返りました。 3回には上林誠知選手の打席で、この日最速162キロをマークと、持ち味のストレートは健在。さらに変化球はフォークに加え、スライダーの精度も際立ちました。 「球速はまだ上がると思いますけど、そんな中でもまっすぐでバッターを打ち取れた。まっすぐの強さは課題だった。あとフォーム的にもなかなかしっくりこない中、アナリスト、コーチ、トレーナーにいろいろ協力してもらいながら、状態を上げられた」と、迫る開幕に向け、コンディションは上向きの模様です。 昨シーズンは後半戦に故障と体調不良もあり15登板。今季の目標については「まずは1年間ケガなく、チームの力になれるように頑張っていきたい」と、1年間ローテーションを守り切ることを目指します。