男子サッカー 日本は0-3でスペインに敗れベスト8で敗退。細谷の同点弾はVAR判定で幻のゴールに【パリ五輪】
「パリ2024オリンピック競技大会(パリ五輪)」の男子サッカーの準々決勝が8月2日(現地時間)からスタートした。日本代表はスペイン代表と対戦し0-3で敗れ、ベスト8で敗退となった。 前半1分にスペインのCBエリック・ガルシアが三戸舜介を倒し、イエローカードが出る波乱を予感させるスタート。 11分、スペインが日本陣内でパスカットからペナルティーエリア付近までボールを運び、フェルミン・ロペスが左足を振り抜き先制ゴールを挙げる。日本は今大会初の失点となる。 序盤こそスペインがボールを保持する時間が長かったが、終盤は日本がボールを持つ時間が長くなる。 40分、日本はスペイン陣内でパスを回し、チャンスを探る。藤田譲瑠チマのパスがペナルティーエリア内の細谷真大に通る。細谷はDFを背にしながらボールをキープすると振り向きざまにシュート。これが決まり1-1の同点と思われたが、VAR判定で細谷の足がオフサイドの位置にあったとして得点が取り消され、幻のゴールに。 アディショナルタイムは7分。 前半52分、日本が右サイドの深いところで得たFKはファーサイドでフリーとなった細谷が頭で合わせるが惜しくもポストを叩く。 前半が終了し日本は0-1で折り返す。前半、スペインはイエローカードが2枚も全般的にラフなプレーが目立つ展開に。
日本は後半スタートから山田楓喜に代えて藤尾翔太を投入。 後半19分、スペイン陣内でパスを回した日本が波状攻撃。最後は三戸がゴール正面からシュートもDFに当たり、GKがセーブ。 日本は22分に立て続けにペナルティーエリア内に攻め込むがゴールならず。 22分には斉藤光毅を下げて佐藤恵允を投入。その佐藤が倒され左サイドの深い所でFKを得る。山本理仁のFKはGKがパンチング。なおもゴール前に放り込むが日本にハンドがあり、スペインボールに。 27分のスペインのFKは小久保玲央ブライアンが好セーブ。しかし続くCKから、ゴール正面でボールを受けたフェルミン・ロペスが今度は右足でミドルシュートを決めて、日本は0-2と突き放される。 36分、プレッシャーをかけてペナルティーエリア内でボールを奪った細谷がシュートもGKが触ってゴールとはならず。 39分に日本は山本を下げて荒木遼太郎を投入。 スペインは細かいパス回しから日本陣内に攻め込みCKを奪う。41分、このCKからのこぼれ球をアベル・ルイスが決めて日本は0-3と突き放される。 反撃の日本は43分に右CKを得るが、高井幸大のヘッドはクロスバーを叩き、得点とはならず。