【アンケート】オープンキャンパス、何を着ていけば「正解」? 現役大学生に聞いた
オープンキャンパスに何を着ていけばいいのかと悩む高校生は少なくないようです。さらに親子で参加する場合は、親の服装はどうしたらいいの?といった疑問もあるでしょう。現役大学生108人と保護者に、オープンキャンパスに何を着ていったかという服装などについて、アンケートを取りました。その結果も参考にして、服装に迷わないためのポイントをまとめます。 【アンケート結果】オープンキャンパス、なにを着ていった?
高校生にとって大学のオープンキャンパスは、情報収集というだけでなく、未来の自分を想像しながら、大学生になった気分を味わえる特別な機会です。特別な外出の日には、誰もが「何を着ていこうかな」と考えるもの。大学のオープンキャンパスに行く際も、何を着ていけばいいのか迷ったり、私服は大学の人たちに印象が良くないのではないかと不安に思ったりするなど、判断に迷いがちです。 大学のウェブサイト上には、オープンキャンパスに参加時の服装について、「制服でも私服でも結構です」(聖心女子大学)、「制限はとくにありません」(東京農業大学)などと明記している大学もありますが、これらは例外的で、オープンキャンパスの服装については記載がないのが一般的です。 高校生の進路指導・キャリア教育専門誌『キャリアガイダンス』(リクルート)の編集長として、多くのオープンキャンパスを訪れてきた赤土(しゃくど)豪一さんも「服装は基本的に参加者の自由であるケースがほとんどです。体験学習や実習に参加する際に『動きやすい服装を』などと呼びかけるケースもありますが、それを除けば、服装に条件を設けている大学は聞いたことがありませんね」と話します。
自分らしくいられる服装とは
とはいえ、自由と言われると逆に迷うものです。一般的なマナーとして、極端にルーズな服や露出度の高い服は避けるとしても、何を着ていくのが「正解」なのでしょうか。 この問いに対して、「絶対的な正解はありません。自分らしくいられる服装が一番だと思いますよ」と赤土さんは言います。 「オープンキャンパスの目的は、キャンパスツアーや模擬講義に参加し、大学の雰囲気を体感することです。いつも通りの服装のほうが、リラックスしてイベントを楽しめますし、情報も頭に入りやすいのではないでしょうか。肩の力を抜いて過ごせるなら、制服でも私服でもどちらでもいいんです」