左から近藤部長、橋本CEO、久保智中特ホールディングス総務管理部長

　山口県周南市久米の中特グループの橋本ふくみCEOが、内閣府男女共同参画局が全国的に活躍している女性を顕彰する「令和6年度女性のチャレンジ賞」の特別部門賞を受賞した。17日に同グループの本社COILで伝達式が開かれた。 　特別部門賞のテーマは毎年変わり、今年度は「気候変動問題等の環境問題におけるチャレンジ」だった。 　同グループは㈱中特ホールディングスなど6社で構成され、一般廃棄物収集運搬、産業廃棄物処理、リサイクル、下水道メンテナンスなどに携わっている。 　今回はその中で取り組むダチョウによる食品廃棄物リサイクルや汚泥リサイクル、廃棄物アートコンテスト、地域密着型の環境・社会活動を通じた人材育成など独自性の高い、幅広い取り組みが評価された。 　17日は山口県の近藤和彦環境生活部長、植木幸代男女共同参画課長、同課の佐多裕子さんが訪れた。加藤鮎子内閣府特命担当大臣名の表彰状は「自らの意欲と能力によって未来を切り開いていく『気候変動問題等の環境問題におけるチャレンジ』のロールモデルとして傑出したもの」と橋本CEOを賛えている。 　橋本CEOは今回の表彰に「この喜びを社員全員と分かち合い、支えられていることに感謝して、これからも一歩一歩できることを続けてまいります」と話している。