【静岡県 2023年版】 冬の絶景・風物詩10選 数百の滝が流れ落ちる姿はまさに優美
冷たく乾いた木枯らしが吹き、日本に冬がやってきました。自然の美しさと厳しさをひときわ感じる季節です。 【画像】カピバラの露天風呂が見れる伊豆シャボテン公園ほか、静岡の冬の絶景10選を写真ですべて見る! 凍てつく寒さが生む景色や、澄んだ空気に映えるイルミネーション……日本各地の冬ならではの絶景・風物詩を集めました。 暖かくして、今しか見られない冬景色に会いにいってみませんか? 今回は、静岡県が誇る冬の絶景・風物詩をピックアップ。日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。
◆白糸の滝
天下の名瀑として国の名勝及び天然記念物に指定されている白糸ノ滝。幅150メートル、高さ20メートルの絶壁から、大小数百の滝が流れ落ちていく姿は、まるで幾筋もの絹糸をさらしているかのよう。滝の流れる繊細な姿や、細かいしぶきの神秘的な景観から、優美な滝とも称されている。 毎秒1.5トンもの滝が流れ落ち、滝の周辺には大量のマイナスイオンを発生させることで、キリリとした冷たい風を運びながら、冬の乾いた空気を潤してくれる。 滝壺近くに立つと、三方が水のアーチとなって特に幻想的。時には虹が見えることも。 白糸の滝(しらいとのたき) 所在地 静岡県富士宮市上井出・原
◆富士山本宮浅間大社
富士山本宮浅間大社は、全国に1,300ほどある浅間神社の総本宮として、富士宮市のシンボルとなっている。富士山の噴火を鎮めたるために富士山を神として祀った、東海地方最古の社でもある。 本殿と拝殿は、徳川家康が関ヶ原の戦いに勝利したお礼として造営した30近い社殿の中で、修復を重ねながらも、当時の姿をそのまま残している。特に「浅間造(せんげんづくり)」と呼ばれる高さ13メートルの二階建てになった本殿は荘厳。江戸時代初期の華やかな寺社建築も見逃せない。 富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ) 所在地 富士宮市宮町1-1
◆静岡おでん
静岡を代表するB級グルメが、静岡おでん。黒はんぺん、牛すじ、練り物や豚もつなどを串に刺し、コク深い黒い汁で煮込むのが特徴だ。もともとは、廃棄処分されていた牛すじや豚もつをおでんの具材として使ってみたところ、人気が高まったと言われている。仕上げには、青のりや魚のだし粉をかけて食べるのが一般的だ。 寒い冬に熱々のおでんを頬張るのは、至福のひととき。おでん街として「青葉おでん街」と「青葉横丁」が有名だが、駄菓子屋や総菜屋でも売られている。静岡市民にとっては、子どもの頃からおやつがわりに食べていたソウルフードだ。 静岡おでん(しずおかおでん) 所在地 青葉おでん街・青葉横丁