【注目のコンパクトSUV】エスクード改め新生フロンクスへ。ガジェット感漂う斬新デザインで若年層を取り込めるか!?
ワイド&ローフォルムでカッコ良し。成否は価格次第か?
スズキから発表されたコンパクトSUVのフロンクスが上々の評価を獲得している。おそらく26日あたりが解禁日であろう各メディアの取材動画も出回って準備万端。ディーラー各社では8月から先行展示会を開催。そのスケジュールは公式HPにあるので興味のある方はご確認を。 この記事の他の画像を見る
若いユーザーを獲得できそうなガジェット感漂うエクステリアデザインはまとまりもよく、分割線やキャラクターラインで構成されるサイドビューは売れてるトヨタ・ヤリスクロスより上手です。クロスカントリーSUVのような無骨な顔してシティ派SUVというホンダWR-Vとは、価格次第でガチンコ勝負になるかもしれません。
フロンクスは海外生産車で中東やアフリカ、南米がローンチ時の主要市場。これらの市場では先行発売されていて、南アではカーオブザイヤーにおいてBudget/Compactクラス1位、総合では大賞に輝いたBMW7シリーズに続く2位を獲得。ちなみに3位はBMW2シリーズ。南アのジャーナリストも相当のクルマ好きだなという印象を抱きました。
日本仕様のフロンクスは1.5L直4エンジンにISG機構を盛り込んだマイルドハイブリッド仕様です。また、海外モデルにない4WD仕様もあり、何気に電動パーキングブレーキを装備するなど日本仕様としての造り込みは十分。安全装備も標準搭載と聞きますので期待感が高まります。
主要装備など詳細が判明するのは8月以降、実際の発売は秋とのアナウンスなので9月中には正式発売日を迎えると予想されます。
【スズキ・フロンクス】 ボディサイズ:全長3995×全幅1765×全高1550mm ホイールベース:2520mm 最小回転半径:4.8m タイヤサイズ:195/60R16 エンジン:1.5L直列4気筒マイルドハイブリッド 最高出力:100ps/6000rpm 最大トルク:135Nm/4400rpm モーター出力:2.3kW/60Nm トランスミッション:6速AT(パドル付き) 車両重量:FF 1070kg/ 4WD 1130kg 使用燃料:無鉛レギュラーガソリン タンク容量:37L