「ママは安楽死したいの?」最期を選んだ母に、12歳娘は… 国内外で大反響ドキュメンタリー制作Dがつづる取材手記
4年にわたる取材を経て
4年にわたる取材を経て 安楽死という選択肢と、「生きる」ということ私は、マユミさんが連絡をくれたきっかけとなるドキュメンタリーの取材も含め、4年にわたり「安楽死」というテーマを追ってきました。 これだけ壮絶で、そして静かな選択を目の当たりにし、それを私の経験や記憶だけに留めておくことはナンセンスです。 できるだけ多くの方々に、私が実際に目にしてきたことをシェアできれば、という思いから番組の制作にあたっています。 安楽死という選択肢、「生きる」ということと真剣に向き合った人たちを通して、私がそうであったように、安楽死という選択肢だけでなく、生き方、自分の人生の幕引きについて考え、そして話すきっかけとなることを願ってやみません。 山本将寛 山本ディレクターが4年にわたり積み重ね続けた、「安楽死」現場の取材記録。 番組の映像には収めることのできなかった出来事や会話が、書籍『最期を選ぶ 命と向き合う人々、その家族の記録』(マガジンハウス)として、2024年9月26日に出版されました。 スイス行きを望む人々と、その家族、医師の葛藤……。フジテレビディレクターが至近距離で見た、1000日超の取材記。 放送だけでは伝えきれなかった“安楽死”の深部が書きつづられています。
めざましmedia編集部