偶発的なローブローで不完全燃焼。「カッコいい先輩で戦い切りたかった。申し訳ない」の新居すぐるに後輩・武田光司が「一緒に帰りましょう」【RIZIN.49】
「RIZIN DECADE/RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)で六本木のバウンサーとしての先輩後輩である武田光司(フリー)と新居すぐる(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)が対戦した。試合は3Rにコーナー際での攻防の際に新居のヒザ蹴りが武田の下腹部を直撃。武田が試合続行不可能となり、この時点までの判定となって武田が勝利を収めた。 1R、サウスポーの武田とオーソドックスの新居。武田が圧をかける。新居が踏み込んでヒザを放つが武田が組み止め、逆にタックルで押し込む。しかし新居は左腕をとらえアームロックを狙う。しのぐ武田だが新居は洗濯ばさみで武田の首をとらえる。首を抜いた武田だが、新居は左腕は離さない。武田が強引に投げるが新居は離さない。武田が逆に右腕を取りに行く。新居はクラッチを離すと武田がサイドバックからパンチを連打。新居の上半身が外に出てしまい、ブレイクでスタンドから再開。圧をかける武田。新居は右に回る。武田は追って右ローを立て続け。
2R、圧をかけるのは武田。そしてタックルからコーナーに押し込む。しのぐ新居。武田はクラッチをがっちり、逃がさない。新居は腰が重い。武田はヒザやパンチをコツコツ。削る武田。そしてテイクダウン、もしくはバックをを狙うが、新居は許さない。残り1分でブレイク。武田が右カーフ。武田は圧をかけて左ストレート。新居は武田の前蹴りに飛び込んで右ストレート。武田はブロックも後方に倒れて逃がす。 3R、ゴングが鳴ると用手を合わせ何やら会話をかわした2人。武田がすぐにタックルからコーナーに押し込む。武田ががっちりクラッチして振り回しテイクダウンを狙うが、新居は意地でも倒れない。武田は横についてバックを狙うが新居は小手に固めて許さない。武田はコーナーに押し込み肩パンチ、ヒザで削る。新居がヒザを返すとこれがローブローとなり一時中断。同じ体勢から再開。武田がコーナーに押し込む。新居はヒザを胸に打ち込む。2発目がまたもローブローとなり、残り1分弱で再び中断。武田はマウスピースを吐き出し苦悶の表情。武田は「やる」とアピールもドクターが続行不可能と判断。ここで試合が止められた。
【関連記事】
- 偶発的なローブローで不完全燃焼。「カッコいい先輩で戦い切りたかった。申し訳ない」の新居すぐるに後輩・武田光司が「一緒に帰りましょう」【RIZIN.49】
- 桜庭大世が「勝っちゃえば、文句言えない」と臨んだ試合で矢地祐介を秒殺TKO。「七光りでも強いんだぞということを少しは見せられたかと思う」【RIZIN.49】
- 梅野源治がMMAデビュー戦で大雅に判定勝ち。絞め技であわや一本のシーンも【RIZIN.49】
- 安保瑠輝也がカリミアンにフルマークの判定勝ち。カリミアンは反則のバックハンドブローを連発。パンチがレフェリーに誤爆【RIZIN DECADE】
- 1年ぶりに登場の三浦孝太が1RでKO負け。勝った冨澤大智はRIZINフライ級への参戦をアピール【RIZIN DECADE】