周囲のママ友たちが「ふるさと納税」をかなり利用していることを知りました。私もしてみたい。どのくらいおトクなのでしょうか?
「ふるさと納税」は、地域振興や地方貢献の一環として、全国の自治体に寄附を行う制度です。その魅力は、寄附金額の一部が税金控除として受けられること、そして寄附した自治体からお礼の品がもらえることです。 しかし、そのメリットはどの程度なのでしょうか。本記事では、ふるさと納税のメリットや利用する理由を探ることで、その魅力に迫ります。
ふるさと納税で得られるメリット
ふるさと納税は、生まれ故郷や応援したい自治体に寄附ができる制度です。ふるさと納税には、以下のようなメリットがあります。 ・税金が控除される ・返礼品をもらえる ・寄附する自治体や使い道を選べる 以下で、詳しく見ていきましょう。 ■税金が控除される ふるさと納税は、寄附した金額の一部が税金控除として受けられる制度です。寄附した額のうち2000円は自己負担となりますが、控除の限度額内であれば寄附した金額から2000円を差し引いた残り全額が控除されます。 ■返礼品をもらえる 寄附をすると、自治体からお礼として返礼品が送られてきます。返礼品は地域の特産品や名産品が多く、肉や魚介類、野菜・果物、スイーツなどの食材・食品が人気あります。 ■寄附する自治体や使い道を選べる ふるさと納税は、個人が好きな自治体に寄附することで自治体を応援できる仕組みです。自分と直接関係がなくても、応援したいどの自治体にでも寄附できます。また、ほとんどの自治体で環境保護や文化遺産の保護、子育て支援などから寄附金の使い道を指定することができます。
ふるさと納税の手続き
ふるさと納税の手続きは、以下のステップで行います。 1. 利用するサイトを決める 2. 自分の控除上限額を調べる 3. 返礼品や寄附先の自治体を決め寄附する 4. 「返礼品」と「寄附金受領証明書」が届く 5. 控除の手続きをする 順番に見ていきましょう。 ■利用するサイトを決める ふるさと納税ができるサイトは、ふるさと納税専門のサイトや自治体が運営している特設サイトまでさまざまなものがあります。 ■自分の控除上限額を調べる ふるさと納税の寄附金のうち2000円を超える部分について、所得税・住民税から全額控除を受けられる上限額が決められています。控除上限額は、年収や家族構成などによって異なります。控除限度額は、多くのふるさと納税のサイトでシミュレーションすることができます。 ■返礼品や寄附先の自治体を決め寄附する 応援したい自治体を先に決めてから返礼品を選んだり、欲しい返礼品や寄附金の使い道を決めてから該当する自治体を探したりする方法もあります。 ■「返礼品」と「寄附金受領証明書」が届く 寄附をすると、自治体からお礼として返礼品と寄附金受領証明書が送られてきます。 ■控除の手続きをする 控除を受けるには、確定申告かワンストップ特例制度の申請が必要です。ワンストップ特例制度を申請する場合は、所得税からの控除は行われず、全額が翌年度分の住民税から控除されます。ワンストップ特例を申請しない場合は、確定申告を行うことで控除されます。