DMM Cryptoが新機能「SMP Trade」提供開始、ゲームプレイで暗号資産の獲得可能に
DMM Cryptoが新機能「SMP Trade」提供開始
DMM.comのweb3子会社であるDMM Crypto(ディーエムエムクリプト)が、新機能「SMP Trade」の提供開始を10月21日発表した。 「SMP Trade」は、DMM Cryptoのweb3プロジェクト「Seamoon Protocol(シームーンプロトコル)」上のゲームで遊びながら、ポイ活感覚で気軽に暗号資産(仮想通貨)が獲得できる機能とのこと。 具体的には、「Seamoon Protocol」上の各種ゲームをプレイすることでゲームポイント「Trade Medal(トレードメダル)」を獲得し、開催中の報酬配布ラウンドに「Trade Medal」を投入することで、ラウンド終了後に暗号資産の交換券が獲得できるとのことだ。 そして獲得した暗号資産交換券は、ゲーム特化ブロックチェーン「Oasys(オアシス)」のレイヤー2の独自ブロックチェーン「DM2 Verse」上の暗号資産と交換が可能だという。 発表によると暗号資産交換券は、米ドルステーブルコイン「USDC」に交換可能とのこと。またガス代(取引手数料)も無料であるとのこと。これによりweb3に馴染みのないユーザーも、ボラティリティ(価格変動の度合い)への不安を最小限に、より気軽に暗号資産に触れられるとDMM Cryptoは伝えている。 「あたらしい経済」編集部がDMM Cryptoに取材したところ、交換可能な「USDC」はブリッジ版のトークンになるとのこと。「OasysHubにブリッジしたトークンを、OasysHubからDM2 Verseにブリッジしている」とのことだ。 今回DMM Cryptoは、「SMP Trade」提供開始の他、同機能対応ゲームタイトルとなるweb2カジュアルゲーム「Paint Knock Out(パイントノックアウト)」のリリースも併せて発表している。そして同ゲームにて総額約10万円相当を山分けできる報酬配布ラウンドも開始したとのことだ。 DMM Cryptoは、DMM.comがブロックチェーンゲーム、NFTプロジェクトなどのweb3事業を展開することを目的に2023年1月に設立したDMMのグループ会社だ。独自トークンを利用したデジタル空間における新たなエンタメ体験を提供するため、web3プロジェクト「Seamoon Protocol」を2023年に開始。Oasys Layer2上の独自ブロックチェーン「DM2 Verse」の公開や、独自トークン「Seamoon Protocol(SMP)」の発行を予定している。 なお同社は10月1日より、同社のブロックチェーンゲーム第一弾タイトル「かんぱに☆ガールズ RE:BLOOM」の正式サービスを開始している。今後については、本格NFTトレーディングカードゲーム「神櫓-KAMIYAGURA-」、アミューズメントポーカーと都市育成要素を掛け合わせた「Crazy Poker Zone」、暗号資産をモチーフにしたアイドルキャラクターたちが登場するNFTゲーム「コインムスメ」、タイ発のターン制戦略ゲーム「Kyrie & Terra」などが公開予定となっている。
大津賀新也(幻冬舎 あたらしい経済)