チチパス 史上5人目の快挙達成、完勝で4年連続の8強入り<男子テニス>
BNLイタリア国際
男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は14日にシングルス4回戦が行われ、第6シードのS・チチパス(ギリシャ)が第9シードのA・デ ミノー(オーストラリア)を6-1, 6-2のストレートで下し、4年連続5度目のベスト8進出を果たした。なお、同大会で4年連続で8強入りするのは史上5人目の快挙となる。 【ズベレフ、チチパスらBNLイタリア国際組合せ】 25歳で世界ランク8位のチチパスが同大会の出場するのは7年連続7度目。過去1度の準優勝、2度のベスト4、1度のベスト8と好成績を収めている。 今大会は初戦の2回戦で世界ランク41位のJ・シュトルフ(ドイツ)、3回戦で第27シードのC・ノリー(イギリス)を下し4回戦に駒を進めた。 迎えた4回戦、チチパスは14本のウィナーを決めながらアンフォーストエラーを4本に抑える安定したプレーを披露。デ ミノーに1度はブレークを許したものの、自身はこれを上回る5度のブレークに成功し、わずか1時間で完勝した。 チチパスはこれで同大会4年連続の8強入り。「ATPマスターズ1000」が1990年に創設されて以来、BNLイタリア国際で4年連続で準々決勝に進むのはN・ジョコビッチ(セルビア)、R・ナダル(スペイン)、D・フェレール(スペイン)、G・クエルテン(ブラジル)とともに5人目の快挙となった。 勝利したチチパスは準々決勝で第21シードのN・ジャリー(チリ)と対戦する。ジャリーは4回戦で予選勝者で世界ランク109位のA・ミュレール(フランス)を下しての勝ち上がり。 同日には第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第7シードのH・フルカチュ(ポーランド)、第11シードのT・フリッツ(アメリカ)らが8強へ駒を進めている。
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