夏らしさ全開の「大胆ワンピース」で魅了…韓国女子ゴルフのユ・ヒョンジュが見せた“華麗なプレー”
韓国女子プロゴルファーで“次世代クイーン”とも呼ばれるユ・ヒョンジュ(30)が、韓国女子(KLPGA)ツアーの「第13回KGレディスオープン」(8月30日~9月1日)に主催者推薦で出場。久々のトップツアーの舞台で、華麗なるプレーを見せた。 【画像】す、すごい…!韓国ゴルフ界のセクシークイーン「豪快スイング」でスカートがめくれ…! 爽やかな青いワンピース姿で登場したユ・ヒョンジュ。172cmという長身に引き締まった肉体からファンも多いが、この日の服装はその“美スタイル”をさらに際立たせていた。しかし、プレーでは苦戦を強いられたようで、初日は3バーディ、4ボギーの「73」、2日目は3バーディ、1ボギー、1トリプルボギーの「73」でフィニッシュ。通算2オーバーの94位タイで残念ながら決勝ラウンドには進めなかった。 ◆ツアー初優勝へ語った「手応え」 レギュラーツアーへの推薦出場は今季3戦目。ショットの精度は決して悪くないが、レギュラーツアーでの上位フィニッシュには、もう一つインパクトのあるプレーがほしいところ。今季は2部の「ドリームツアー」を主戦場としており、出場した9試合のうち6試合で予選通過。4月の初戦では5位タイでフィニッシュするなど健闘している。 データを見てみると、パーオン率が85.83%で2部出場選手中10位。アイアンショットの精度が高く、グリーン上ではしっかりとチャンスにつけられているのがわかる。ただ、平均パット数が31.90の101位に沈むなど、パターは不調から脱し切れていない。そのためスコアをまとめるのにかなり苦労しているようだ。 それでも本人は度々、「2部ツアーで戦いながら少しずつ感覚は良くなってきている」と話しており、来季のレギュラーツアー出場権に向けて終盤戦ではツアー初優勝も狙っている。 ◆大手紙取材に語った「空白の2年」 9月上旬、大手紙『中央日報』の単独インタビューを受けたユ・ヒョンジュ。その中に興味深い発言を見つけた。彼女は’12年にレギュラー(1部)ツアーのシードを喪失し、’13年に一度引退したあと、’14年ごろには完全にゴルフ界から姿を消している。’16年に再びツアーに復帰するのだが、その「空白の2年」について語っているくだりがあったのだ。 「(シードを落としてゴルフを)辞めること以外の選択肢はないと感じていました。2部のドリームツアーに落ちればスポンサーがすべてなくなります。両親が仕事を辞め、私だけを見ている状況がとても負担でした。生きていて一番、辛かったのがこの時です」 この2年間、ユ・ヒョンジュはツアー選手ではなく、アマチュア向けのレッスンでお金を稼いでいたという。さらに人を避けるために、ひっそりと地下練習場でレッスンをしていたことも明かしている。今では多くのスポンサーを抱える人気選手であるが、こうした辛い過去も経験して今があるということだ。彼女はさらにこう続けている。 「一昔前は自分に投資する環境ではありませんでした。今は経済的な自由を得られたので、ゴルフにより集中できるようになりました。そうした環境でゴルフができればもっと上を目指せる可能性はあると思います」 現在、ユ・ヒョンジュの2部ツアーの賞金ランキングは81位。同20位までが来季の1部ツアーのシード権を獲得できるが、ここに入れなければ予選会にまわることになる。厳しい道のりではあるが、連戦の中で手応えも得ている。主催者枠ではなく、シード選手として1部ツアーへ返ってくる日も遠くないはずだ。 取材・文:金明昱(キム・ミョンウ)
FRIDAYデジタル