きょう甲子園ボウル、「オフェンス日本一」自負の法大と「ランでこじ開けたい」立命大激突
アメリカンフットボールの全日本大学選手権決勝「甲子園ボウル」が15日、甲子園球場で行われる。2年連続の進出で18年ぶりの頂点を狙う法大(関東1位)と、9年ぶり9度目の優勝を目指す立命大(関西1位)が激突。両校とも高い攻撃力を誇り、アグレッシブな攻防が期待される。 【図】今季リーグ戦の1試合平均データ
18年ぶりVか…法大QB、進化に自信
法大は、準決勝で甲子園ボウル6連覇中だった関学大(関西2位)を破った。昨年21―61と大敗した相手に雪辱し、QB谷口は「自分たちのオフェンスが日本一」と自信を深める。
谷口は昨年、雰囲気にのまれて凡ミスを重ねた。最終学年となり、この1年は「簡単なパスを一つもミスしない」と基礎を徹底。「ボールを失わず、攻撃する時間を長くしたい」と意気込む。
9度目頂点か…立命大、強力ラン攻撃
立命大は主将の山崎、蓑部両RBのラン攻撃が強力だ。スピードがあり、準決勝でともに2TDを挙げた。高橋監督は関学大のランを封じた法大守備陣を警戒し、「ランでこじ開けられるかがポイント」とみる。
リーグ戦では、強肩QB竹田がパス成功率1位(69%)で攻撃を引っ張った。第1クオーターで1試合平均14・3点を挙げたリーグ戦同様、序盤で主導権を握りたい。