俳優・山口祥行【3】スマホでしか見られないコンテンツなど、これから新しい事に挑戦したい!
■小沢仁志さんと一緒だとだいたい職質される
コワモテ俳優として知られているが、実は大の犬好き。「ダンベル」くん(チワックス・13歳)、「エル」くん(ミニチュアダックスフント・3歳)、「スミス」くん(ピットブル・2歳)、3匹の愛犬の優しいパパ。スクリーンで見せるコワモテの役柄とのギャップも魅力。 ――今一番ホッとするのは、ワンちゃんたちといる時ですか 「そうですね。可愛いですよ。家の中で飼っていますけど、よく遊んでいます」 ――ワンちゃんのお話をされている時はお顔が変わりますね 「そうなんですよ。やばいですよね(笑)。とにかく可愛い。ダンベルはもう15歳になるから階段も降りられないし、上がれない。耳が遠くなったのか大きい声で言わないと聞こえないみたいで心配ですよ。シニアだからフードとかもいろいろ気をつけています」 ――ペットフードを小沢(仁志)さんと一緒に買いに行った時に職務質問されたことがあったそうですね 「そう。職質されました。小沢さんと一緒だとだいたいやられる。パトカーが通り過ぎたなと思ったら、サイレンを鳴らしてUターンして来たり(笑)。 新宿駅でも小沢さんと一緒の時に鉄道捜査官に呼び止められましたよ。小柄な女性捜査官が『ちょっといいですか?』ってすごい剣幕で。上司の方は気付いて、『この人たちはいいんだよ』って言っているのに、『いや、でも風貌が』と言って引かないんですよ。 それで俺『この人がでしょう?』って聞いたら、『そうです』って。俺じゃなくて小沢さんなんですよ(笑)」 ――小沢さんと一緒じゃない時もありますか? 「ひとりの時もありますよ。俺は花粉症で帽子とマスクをしているから、コロナ前とかはよく職質されました。コロナ禍でみんながマスクをするようになったらなくなりましたけど、それまではよくありましたね(笑)。 いちいち説明しなくちゃいけないから大変なんですよ。ポケットの中身を全部出させられたりして。『あっ!』って途中で気づいたり、わかってくれる人は素通りしてくれたりして。 ただ警察の中でも新人を教える研修期間があるんですよ。そういう時は絶対ダメです。上司の警察官が俺を使って『こういう風にしてこうやれ、ああやれ』って新人に指導するんですよ。『講習に付き合っているのかよ、俺は』って感じで(笑)。最近はないですけど、以前はよくありましたよ。兄ィ(小沢仁志)は毎週やられていると思いますけどね(笑)」 ――ワンちゃんの散歩ではどうですか? 「俺はほとんど声をかけられないです。帽子を深く被っているし、あまり気づかれないですね。ただ、犬が大きくて目立つから、『あれっ?スミスだ。もしかして山口さんですか?』って声をかけられることはあります。犬の方が俺より知られているんですよ(笑)」 ――今後新たにやってみたいことはありますか? 「新しいことはやってみたいですよね。例えば、スマホ向けの作品というのがあるじゃないですか。そういうのはちょっと気になりますよね。できるかどうかかは別にして、こういうコンテンツもあるんだというのは勉強になります」 俳優としてだけでなく、声優、ファッションモデル、ブランドデザイナーなど幅広い分野で活躍している山口さん。コワモテな雰囲気とダイナミックなアクション、ギャップ大のチャーミングな笑顔で暴れ回って欲しい。(津島令子) ヘアメイク:坂口佳那恵 衣装:1PIU1UGUALE3 RELAX
テレビ朝日