ステラヴェローチェがJBBA日本軽種馬協会静内種馬場に到着 馬房は父と並びで「バゴファミリーの家」
2020年GⅢサウジアラビアRC、21年GⅡ神戸新聞杯と重賞2勝を挙げたステラヴェローチェ(牡6、父バゴ、母オーマイベイビー)が6日、来春より種牡馬生活を送るJBBA日本軽種馬協会静内種馬場(北海道新ひだか町)に到着した。現役時代は栗東・須貝尚介厩舎に所属。重賞2勝のほか、朝日杯FSで僅差2着に入り、皐月賞3着、日本ダービー3着、菊花賞4着とクラシックを完走するなどの活躍を見せた。 到着を見守った静内種馬場の遊佐繁基場長は「父のバゴが種牡馬を引退するタイミングで後継種牡馬として迎えられるのはうれしい限り。2歳戦から古馬戦まで長く活躍し、バゴと(母の父)ディープインパクトの良いところを受け継いでいます」と期待を寄せる。 ステラヴェローチェの入厩に合わせ、父のバゴと並びの馬房が用意された。「親子で暮らせるよう2頭用の厩舎を用意しました。『バゴファミリーの家』ですね。ファンの多い馬で、須貝調教師からはメンコや馬具のほかに、厩舎に飾ってあった御守も一緒に送っていただきました。皆の期待に応えられるよう頑張ってほしいです」と話した。初年度の種付け料は30万円(産駒誕生後支払)となっている。