映画館で飲み物を「ペットボトル」で持ち込んでいる人がいました。これってルール的に大丈夫なんですか? 映画館によるのでしょうか…?
映画館で映画を見るときは、ドリンクが欠かせないという人も多いのではないでしょうか。 映画館の売店ではコーヒーや紅茶、アルコールなどさまざまな種類のドリンクが販売されており、上映開始前には多くの人が売店を利用しています。 しかしなかには、劇場スタッフに隠れてペットボトルのドリンクを持ち込んでいる人も……映画館は持ち込みNGのところが多いため、ペットボトルのドリンクを持ち込みしている人を見かけると「問題ないの?」と感じてしまうかもしれません。 本記事では、映画館の持ち込みルールと現状について解説します。 ▼町内会費の支払いを拒否したら「今後ゴミを捨てるな」と言われた! 本当に従う必要はあるの?
映画館の持ち込みルールは?
TOHOシネマズやMOVIX、109シネマなどといった大手シネコンは鑑賞マナーとして外部で購入した飲食物の持ち込みを遠慮してほしいと呼びかけています。 映画館にペットボトルのドリンクや軽食などの飲食物を持ち込みされると、売上に影響するだけでなく、匂いやそしゃく音の問題などトラブルが発生してしまう可能性があるためです。 一方、ショッピングモールに併設されている一部の映画館では、ショッピングモール内で購入した飲食物に限り持ち込みOKとしているところもあるようです。
バレなければ良い? 隠して持ち込むとどうなる?
映画館では入場時に持ち物チェックを行っていないため、持ち込み禁止の映画館でも隠れて飲食物を持ち込めてしまうのが現状です。 また、暗い場所で映像を見るといった映画の特徴から、上映中に劇場内をスタッフが巡回して、全座席の持ち込みを取り締まるというのも現実的ではないと考えられます。 しかし、バレないからといって映画館にペットボトルのドリンクなどの飲食物を持ち込んでも良いわけではありません。ルールを守っている人からすると、持ち込み禁止の映画館で持ち込みをしている人を見ることは気持ちの良いことではありません。 劇場の入場前に持ち込みが発覚した場合、持ち込もうとした飲食物を回収されたり、劇場への入場を断られてしまったりするケースがあります。 劇場内で持ち込みが発覚した場合は、持ち込んだ飲食物を回収されたり、スタッフから「次回からは持ち込まないでほしい」とお願いされたりすることがあるようです。 大量の飲食物を持ち込みして周囲の迷惑になっている場合や、注意されても何度も持ち込みを繰り返すなど、悪質だと判断された場合は出入り禁止になってしまうかもしれません。