中島健人、ソロとしての2カ月を振り返る グループ脱退を経て挑む大きな挑戦の数々
中島健人が4月からソロ活動を開始して、2カ月余りが経過した。5月26日には、初のファンミーティング『I AM:U オンラインファンミーティング ~FIRST VISION~』を開催し、いくつかの新しいプロジェクトが既に準備中であることをほのめかしていた。テレビでは、以前からレギュラー出演を務めるバラエティ番組『日曜日の初耳学』(MBS/TBS系)に加え、7月14日からは新映画番組『中島健人 映画の旅人』(WOWOWプライム)、7月19日からはソロ活動後初となる主演ドラマ『しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~』(テレビ東京ほか)がスタートする。そして、以前より参加が発表されていた、全編英語によるドラマ『Concordia』(Hulu)も2024年中の配信が予定されている。 【写真】中島健人、NEWS加藤&小山に本音を吐露 先日開催されたオンラインミーティングで、中島はソロ活動に対する強い想いをファンに語った。リラックスした雰囲気の中、アパレルアイテムやグッズに関するアンケートを通じてファンと交流し、ファンに喜んでもらえるものを作りたいという中島の気持ちが、言葉の端々に感じられた。また、プライベートでも中島と親交が深いことで知られているWEST. 重岡大毅、Snow Man 岩本照もサプライズで電話越しに出演し、トークを展開。友人同士の会話のような内容で、より親近感の湧く一幕となった。ラストでは、昨年中島が作ったというオリジナル曲「Jasmine Tea」を初披露し、イベントを締めくくった。ファンミーティングのセットが想像以上におしゃれな空間だったことに対して、これまで準備したスタッフに感激する様子も見られるなど、中島自身がやりたいと思うことを着実にできている、という実感にあふれている様子だった。 アーティスト活動について、今後の活動も注目されるところだが、さしあたって大きな注目を集めることになりそうなのが、先にあげた全編英語のドラマ『Concordia』の公開だ。中島はメインキャストとして、最先端AIシステムの生みの親である天才エンジニア、A・J・オオバ(アキラ・ジョン・オオバ)という重要な役を演じる。中島の『Concordia』への出演は2022年に発表されており、YouTubeで公開されていたメイキング・コメント映像でも、製作総指揮を務めたフランク・ドルジャーとの会話を通じて、日本を代表する役者を目指せるよう頑張る、と強い意気込みを語る様子が収められている。 こうした海外での活動は、中島がソロ活動を決意した大きな動機のひとつなのだろう。WOWOWで毎年生中継される『アカデミー賞授賞式』に、中島は2020年以降毎年参加している。2020年、2023年には現地リポートも敢行し、流暢な英語とともに、ビッグスターに対するリスペクトと映画に対する情熱を感じさせるインタビューで話題となった。また2023年には、映画『トランスフォーマー/ビースト覚醒』の日本語吹替版で、主人公・ノアの吹き替えを中島が担当したが、その中の企画として、トランスフォーマーのプロデューサー、ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラへの英語によるインタビューも中島が行っている。子供の頃から『トランスフォーマー』が大好きだったという中島は、作品に対する想いを自分の言葉で、英語で熱っぽく伝える姿が印象的だった。これらのグローバルな活躍は、今後の中島の活動でさらに拍車がかかると予想される。まずは、ドラマ『Concordia』の成功を活動の弾みにしたいところだろう。