大人なら誰もが受け入れるべき、「お金」に関する9つの厳しい真実（海外）
お金に現実感を覚えないとき、人は金銭的な問題に陥りやすい。 真実に気づかなければ、誰もがあっというまにトラブルに巻き込まれる。 【全画像をみる】大人なら誰もが受け入れるべき、「お金」に関する9つの厳しい真実 大人なら誰もが知っておくべき、お金にまつわる9つの厳しい真実を集めた。 お金とは真剣な問題だ。 給料から税金が差し引かれるのを見たとき、ずっと夢みていてヨーロッパ旅行の費用を計算したとき、預金口座からクレジットカードの支払いが引き落とされたのに気づいたとき、このことが痛切に感じられる。 実際、お金に現実感を覚えないとき、人は金銭的な問題に陥りやすい。気づいたときにはすでに何千ドルもの借金を抱えていたり、宝くじに当たって無限にお金があるような気になって浪費したり。真実に気づかなければ、誰もがあっというまにトラブルに巻き込まれる……。 以下、大人なら誰もが知っておくべき、お金にまつわる9つの厳しい真実を集めた。
1. 求めないものは得られない
パーソナルファイナンス系のジャーナリストで書籍の著者でもあるファルヌーシュ・トラビ氏は実に簡潔にこう指摘する。「人は、得るべきものを得るのではなく、交渉したものを得る」 単純に尋ねることが、交渉の最初のステップとなる。希望する仕事に就きたい？ そう求めればいい。値引きしてもらいたい？ 交渉すべきだ。絶対にやってみたいプロジェクトがある？ やらせてくれと言おう。 『A Woman's Guide to Successful Negotiating（女性のための交渉術ガイド）』の共著者であるリー・Ｅ・ミラー氏とその娘のジェシカ氏は、特に女性は、自分が望むことを求めるのが苦手だと指摘する。 ミラー氏が気づいた多くの女性が用いる戦術は、交渉もせずにあるポジションを受け入れてから、みずからの価値を証明して、雇用主に昇給を求める、というものだった。 しかし、このやり方には欠陥があるとミラー氏は説明する。「あまりにも低く始めると、その低すぎる額が昇給の基準になる。最初から1万ドル（約144万円）多くもらって、のちにさらに10％の昇給を得たほうがよいだろう。可能な限り最善の取引となるよう、つねに交渉すべきだ」 ミラー氏は従業員の多くが、最初のオファー以上のオファーをすぐに得られるような立場にないことを理解している。それはそれで仕方がないが、戦略的にことを進めるべきだと彼は言う。「分野を変えるときや新しいスキルを必要とするとき、経験を積んでから昇給を求めるのが通常のやり方だ。それでも昇給が得られない場合は、転職も検討すべきだろう。あなたの望む額を支払うことに前向きな誰かがきっと存在する」
