リーグ最多失点中の守備立て直しへ…最下位に沈む札幌がDF大﨑玲央を獲得
北海道コンサドーレ札幌は21日、DF大﨑玲央を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「25」。 アメリカのカロライナ・レイルホークス、横浜FC、徳島ヴォルティでプレーした大﨑は、2018年6月にヴィッセル神戸へ完全移籍。在籍5年半で公式戦167試合に出場し、クラブ史上初のJ1リーグ制覇や天皇杯優勝に貢献した。2023年12月からはUAEのエミレーツ・クラブに加入したが、公式戦1試合の出場にとどまり、移籍から2カ月で契約解除となっていた。 札幌への加入が決まった大﨑は、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。 「この度、北海道コンサドーレ札幌に加入することになりました、大﨑玲央です。サポーターの皆様からは「れお」と呼んでいただけたら嬉しいです。チームの勝利に貢献できるよう頑張ります。よろしくお願いします」 札幌は今季、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の志向する攻撃スタイルが鳴りを潜め、明治安田J1リーグでここまで2勝11敗5分けで最下位。失点数もリーグ最多の「38」となっており、大﨑の活躍に期待がかかる。